前回の続きです。
前回の話で相手の話を受け取ると書きました。
具体的にはこの「受け取る」とはどのようにすれば良いのでしょうか?
それは相手の言葉を一度受け取り、そして同じ言葉を返すことです。
妻:「ねえ、猫のことで悩んでいるの。聞いてくれる?」
私:「そうなんだ、猫のことで悩んでいるんだね」「どうしたの」
「猫のことで悩んでいる」ということを受け取り、同じ言葉を返しています。
こうすることで受け取ってもらった気分になるのです。
ただし、これはあくまで方法論です。
一番大切なのは、相手が何に悩んでいるのか?をしっかり聴くという行為です。
耳をしっかり傾ければ、相手にも伝わります。
傾聴とは、とにかく相手の話を受け取り、そして共感することです。
自分の意見を言う必要はありません。
聴く側の心の内をキレイにしておくこと!
実はこの傾聴で一番大切なことがあります。
それは聴く側が、相手の話を聴ける状態なのか?ということです。
例えば、
猫が調子が悪いと妻が言います。私は、私も調子が悪いと言います。
私が体調に不安を抱えています。
この状態で妻の話が聴けるのでしょうか?
つまり、相手の話を聴く前に自分の心や体がどのような状態なのか?がとても大切なのです。
理想的な傾聴ができれば、間違いなくパートナーとの信頼関係は再構築できます。
しかし、その前にやるべきことは自分の心と体の棚卸をすること。
そういう意味ではストレスクリアⓇセッションで自分をゼロポイントにしておくこと。
これがとても重要になるのです。
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インナーチャイム代表
ストレスクリアⓇコーチ/林 康司
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