家庭を持っている方は、毎月の「旦那のお小遣い」をいくらにしようかと悩むことも多いでしょう。年代別に上げたほうが良いのか?どのくらいが目安なのか?お金が関わっているのでなかなか他の人に相談できないという面もあります。そこで今回は、旦那さんの小遣い平均額や、目安が収入の何%なのかを徹底調査してみました!
旦那のお小遣い平均額はいくら?
新生銀行が1979年から調査している統計によると、2016年の旦那さんのお小遣いの平均額は37,873円と過去3番目に低い金額だったようです。年代別では次のようになります。
20代 40,879円
30代 36,846円
40代 35,671円
50代 38,113円
20代が4万円台と少々高いですが、金額に大きな開きは見られません。この数字は、子どもがいるかどうかや、共働きか否かによっても変わってきます。
子供なし・共働き 42,116円
子供なし・主婦 31,977円
子供あり・共働き 30,083円
子供あり・主婦 32,254円
収入が夫の給与のみであったり、子どもがいるとよりシビアになることがわかります。全体的に見ると、3万円台を選択している人が多いと言えるでしょう。
旦那のお小遣いは目安は収入の何%くらいが良い?
一般的に、旦那さんのお小遣いは収入の10%が目安と言えます。手取り30万円なら3万円です。旦那さんによっては、収入の10%では少ないと言う方がいるかもしれません。しかしこれは、統計結果に基づく妥当な目安であり、実際に家計をやりくりする立場からすると、時に収入の10%でも厳しいと感じることもあるでしょう。
お小遣いで揉めてしまうこともありますので、夫婦間で、お金の使途に関して定期的に話し合いをすることをオススメします。もちろんお小遣いの内容全部話すというわけではなく、家賃や光熱費、子どもの教育費など、家族全体に関わるお金を話し合っておくと、なぜその金額になっているか納得が得られやすく、旦那さんが積極的協力してくれるようになる場合も多いです。
旦那のお小遣い制をやめる選択もある!
実際に旦那さんにお小遣いを渡しているという家庭は、全体の60%程度と言われています。お小遣い制ではない家庭では、必要な時に申告してもらって渡したり、それぞれのお財布は別に管理していることもあるようです。
厚生労働省の国民生活基礎調査の概況によれば、年々共働き世帯は増加傾向にあります。夫婦のあり方が変化していますので、自分達にあったやり方を柔軟に選択するという方法も有効と言えるでしょう。
まとめ
お小遣い制を行う時は、収入の10%を目安に始めると家計を圧迫することなく行うことができます。将来のことを考えて貯金するならやりくりする術を身に着けておくことが大切です。
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