住宅ローンの金利は変動固定どっちがいいの?

住宅ローンの金利には変動金利と固定金利がありますが、「変動固定どっちがいいの?」という疑問を持たない方はまずいないでしょう。住宅というのは、人生におけるもっとも大きな買い物だと言われます。だからこそ、よりお得になる住宅ローンの金利タイプを選んでいきたいものです。

 

 

そもそも変動金利と固定金利の違いは?

 

まずは、そもそもの変動金利と固定金利の違いについて理解しておきましょう。変動金利というのは名前の通り、借り入れ期間中に金利が変わっていくタイプのものです。一方で、固定金利は借り入れ期間中にずっと同じ金利が適用されるタイプのものです。変動金利には短期プライムレートが、固定金利には長期国債利回りが関係してきます。

パッと見の金利は変動金利のほうが安く、固定金利のほうが高く見えます。しかしながら、変動金利は借り入れ期間中に金利が上昇する可能性もありますので、トータルで見るとさほど変わらなかったということもあります。感覚としては金利上昇のリスクがあるからこそ変動金利は金利を低めに、金利上昇のリスクがないからこそ固定金利では金利を高めに設定しているといえるでしょう。もちろん、もともと金利を決める際に参考にしているものが違うという部分もあります。

 

 

結局変動固定どっちがいいか?

 

では、結局のところ、住宅ローンの金利は変動固定どっちがいいのでしょうか。一般的には金利水準が下がっているときには固定金利、金利水準が上がっているときには変動金利といった考え方をする方が多いのですが、金利というのは先が読めないものですし、日々変動していくものです。住宅ローンを組むタイミングでシミュレーションをして、お得になりそうなほうを選択するしかありません。

何年か前までは変動金利を選択する方が圧倒的に多かったのですが、その割合は少しずつ減っています。その代わりというわけではないのですが、固定金利を選択する方もじわじわと増えてきています。これは言ってしまえば、将来的な金利の上昇を予測している方が多いということでもあります。ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーといった専門家の話も聞いた上で、そのタイミングで好ましいのはどちらなのかを決めるといいでしょう。住宅ローン返済の負担を少しでも軽くして、将来のために備えておきたいものです。

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