有名人の離婚がニュースで取り沙汰されることも多い昨今。
一昔前と比べて、離婚する家庭が増えてきている印象があります。
離婚の原因にはどんなものがあるのでしょうか?
今回は、離婚にお金が絡んでいるのかなどを含めて検証してみました。
3組に1組は離婚する時代
厚生労働省が出している、「平成28年(2016)人口動態統計の年間推計」を見てみると、婚姻件数が62万1000 組に対して、離婚件数は21万7000組です。
これを見ると、おおよそ3組に1組は離婚している現状があると言えるでしょう。
ただしこちらは、「調査年に結婚した夫婦」と「調査年に離婚した夫婦」の数を比べただけなので、必ずしも正確とは言い難いです。
人口1,000人当たりの離婚件数を表す離婚率は1.73となっています。
前年である2015年が1.80ですから、この数字だけ比べると離婚率は下がっていると言えます。
いずれにしても、離婚する夫婦がいるということは現代日本においては珍しくはないと判断できます。
離婚の原因はお金?
離婚理由として一番多いのは、「性格の不一致、価値観の違い」であるそうです。
この価値観という部分には「お金の価値観」も含まれています。主に以下のようなことがあげられます。
●借金の有無
●浪費癖の有無
●金銭管理の癖
●ギャンブル癖
●ケチか否か
確かに、個人のお金の価値観が如実に表れてくるでしょう。
夫婦といえどももとは他人です。
結婚してはじめて、相手の知らなかったお金の価値観が見えてくるようになり、離婚につながるというケースも存在します。
結婚に際して押さえておきたいポイント
離婚が悪いという訳ではありませんが、お金の問題に関しては、できれば結婚前からしっかり話し合っておくことが理想です。
そこで、考えておいた方がよいポイントをまとめてみました。
まずは、隠し事をしないということです。
特に借金の有無に関しては、重大な事項ですのでしっかりパートナーに伝えておくことが望ましでしょう。
結婚してからわかったとなると、相手はショックを受けることが大きいです。
また、お金のことを積極的に話し合える環境を作っておくことも大事と言えます。
夫婦になれば、1人ではなく2人のお金として、毎月の収支などを管理していく必要があります。
毎月1回、家計簿と照らし合わせながら話し合う機会を設けておくなど、お互いの金銭感覚を把握しておいた方が、結婚後もスムーズに生活が営める可能性が高まります。
まとめ
離婚してお互い新しい道を選ぶということあるでしょう。
しかしお金の価値観を定期的に話し合うなりしておけば、離婚を回避できる場合もあるのではないでしょうか。
コメントを残す