あなたは「共感」という言葉をどのように捉えていますか?
一般的な「共感」という言葉は「同感」と同じように使われることがあります。
しかし、良好なコミュニケーションを考える上では「共感」と「同感」は分けて考える必要があります。
「同感」は相手の意見に賛同するというような意味。
しかし、良好なコミュニケーションでの「共感」は少し違うのです。
ここでの「共感」は相手の感情や意見が「今ある」と承認するような捉え方になります。
なぜ区別する必要があるでしょうか?
私達は生きていく中で、物事をジャッジしているのです。
それは、感情も同じです。
実はこのジャッジが苦しみを生むのです。
「同感」とは、相手の感情や意見に賛同するわけです。
つまり、「いいね」と言っているのです。
「いいね」があるということは「悪いね」が存在しています。
同感された相手は「いいね」をもらっても「悪いね」が存在していることを無意識で察知するのです。
したがって、相手に「悲しい」という感情があるのなら、唯々その「悲しい」という感情の存在を承認するだけで良いのです。
この感覚は少し難しいかもしれません。
以前のブログで、似たようなテーマを扱っています。
是非そちらも参考にしてみてください。
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インナーチャイム代表
ストレスクリアⓇコーチ・トレーナー/林 康司
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