貰った相手が自分の好きなもの自由に選べる「カタログギフト」は、1980年代後半頃に登場し、現在では引き出物の定番となっています。どちらかと言うと内祝いのイメージが強いですが、結婚祝いに贈ることは失礼なのでしょうか?気になる相場価格と合わせて、まとめてみました。
カタログギフトを結婚祝いに贈るのは失礼?
相手の好みがわからない時にも便利なカタログギフトは、結婚祝いに贈るという人も一定数存在します。明確に失礼とされているわけではなく、あくまで受け取る側の感じ方に左右される贈り物と言えるでしょう。
カタログギフトは、もともとバブル期に肩書きや関係を超えた大多数の人に同額のお返しをするという目的で誕生しました。この事を知っている人からすると「親しいと思っていたのに、その他大勢と一緒扱いなのかな?」と感じてしまう人もいるようです。結婚祝いは内祝いと異なりそのカップル1組へ向けて贈ります。選んでも失礼ということはありませんが、贈る際はなぜカタログギフトにしたのかをメッセージなどにまとめて、相手にわかりやすく伝える配慮をしてあげると良いでしょう。
また現在では内祝いの定番となっていますので、新郎新婦が祝い返しで選んでいる可能性もあります。贈る相手の性格などを考えて慎重に選ぶことをオススメします。
カタログギフトを結婚祝いで贈る時の相場はいくらくらい?
結婚祝いの相場は一般的なご祝儀で3万円くらいと言われています。関係性別の相場は以下です。
結婚祝いの相場
兄弟姉妹 50,000~100,000円
いとこ 20,000~ 50,000円
その他親戚 30,000~ 50,000円
友人 20,000~ 50,000円
会社の上司 30,000~ 50,000円
会社の同僚など 30,000円
ただし、相手との仲の良さや年齢によっても差が生じていますので、注意しましょう。カタログギフトを選ぶ時も、結婚祝いの相場から外れないようにすることがポイントです。
また、意外と多いのが「カタログギフトから商品を選んだけれど、実際に届いたら思っていたのと違いガッカリした」という意見です。一口にカタログギフトを言えども種類が豊富です。口コミなどをよく参照し、値段に見合っていると相手が感じる商品が届くものを選びましょう。
贈る相手の性格や考え方などを考慮して、相手が好きそうな商品やブランド、体験などが豊富なカタログギフトを選ぶことも大切です。手抜きとしてカタログギフトを選んだと思われないように、相手に喜ばれるものを贈ってあげましょう。
まとめ
結婚祝いにカタログギフトを選んでもマナー上問題はありません。しかし、人それぞれ考え方は違いますので、贈る相手のことをよく考えて、贈るかどうか選ぶようにしたほうが良いでしょう。
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