「空」を空想する

最近お釈迦様の言葉を考えることがあります。

お釈迦様はこの世の中は「空」だとおっしゃっています。

この世の中をどれだけ抽象度を上げて捉えるかで「空」と腑に落とすことができます。

「空」とは幻ということ。

この世は幻とおっしゃっています。

これは、何一つ正しいということはないということなのです。

例えば正義とは何でしょうか?

幸せとは何でしょうか?

人によって概念は違いますよね?正解はありません。

また、一つの物質も厳密には人によって見え方が違うのです。

つまり、誰から見ても同じ見え方や概念でないということ。

だから幻、そして「空」ということなのです。

若干飛躍した話ではありますので、個人的には「空」まで抽象度を上げる必要はないと思います。

なぜなら、「ある」を「ない」することは否定に繋がるからです。

今回書きたかったことは、もっと単純な話です。

私は私の目や心でしかこの世界を捉えていません。

では、他の人の目や心で見ると果たしてどんな風景なのでしょうか?

どこかロマンがあると思いませんか?

「空」を考えていると、そんな「空」が広がる今日この頃です。

 

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インナーチャイム代表

ストレスクリアⓇコーチ・トレーナー/林 康司

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