前回の続きになります。
前回、「生」と「死」はセットというお話を書きました。
そして、「死」がなくなったロボットは、廃人のようになったわけです。
このことかもわかるように、生きいる間は2極化は続くのです。
それは、「生」がある以上「死」があるからです。
では、なぜ哲郎は永遠の命を手にしたかったのでしょうか?
それは、「死」から逃れたかったのでしょう。
本当の苦しみは、ここにあるのではないでしょうか?
「死」を迎える自分を受け入れられないでいる哲郎。
ここが苦しみの原因なのではないでしょうか?
ロボットを見た哲郎は、結局「生」と「死」の2極化を選択するわけです。
それでも、今まで以上に力強く生きるようになるのです。
「生」は「死」があるから存在している。
まさに光と影と同じような関係、影があるから光輝く。
生きるということは、これを経験することなのかもしれません。
苦しみはあります。
しかし、それは生きるという実感に繋がる。
銀河鉄道999を思い返して、そんなことを考えていました。
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インナーチャイム代表
ストレスクリアⓇコーチ・トレーナー/林 康司
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