プラス思考の苦しみ

昔からよくこんなことを言われたりします。

「プラス思考で行きましょう」

私はこの言葉違和感を感じていました。

あなたはどうでしょうか?

プラス思考と言ってもマイナス思考の自分はいるのです。

つまりマイナス思考の自分が消えるわけではないのです。

あまりにプラス思考になれ!と言われると苦しみさえ覚えてしまうかもしれません。

実際私は、苦しかったです。

少し「プラス思考になれ!」と言われた時の苦しみについて考えてみたいと思います。

例えば、プラス思考になったら本当にマイナス思考の自分は消えるのでしょうか?

これは消えません。

逆にプラスにフォーカスを当てれば当てるほど、マイナス思考の自分は存在感を増すのです。

分かりやすい例で考えてみましょう。

2人の兄弟がいます。

弟は母親から可愛がられます。

しかし、お兄ちゃんは母親からかまってもらえません。

そこで、お兄ちゃんはかまってもらうために泣いたり、怒ったりします。

これは母親に自分をアピールしているのです。

 

実はプラス思考の自分とマイナス思考の自分の関係はこの兄と弟の関係のようなものです。

つまりプラス思考だけを見ようとするとマイナス思考の自分は泣いたり、怒ったりして存在をアピールするのです。

プラス思考の苦しみは、こんなところに隠れていたことになります。

「プラス思考の苦しみ」

いかがでしょうか?

 

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インナーチャイム代表

ストレスクリアⓇコーチ・トレーナー/林 康司

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