砂漠に水を撒く

「砂漠に水を撒く」という言葉があります。

いくらもらっても足りない。

そんな状態を例えた言葉。

つまり、いくら水をもらっても終わりがない。

常に水を欲している状態。

こんな話があります。

娘が、クラスで1番の成績を取りました。

母親は褒めませんでした。

「では、次は学年で1番になろうね」

そして娘は学年で1番の成績を取りました。

それでも母親は褒めませんでした。

「では、次は東京大学へ行こうね」

これでは終わりがありません。

いつまで経っても母親は娘を褒めることはありません。

 

 

似たようなことはよくある話です。

もっと上へ、もっと上へ。

この気持ちは向上心を持ち続ける上でとても有益です。

しかし、やがて疲弊します。

ではこの場合、どうしたら良いでしょうか?

まず、現状を受け入れることです。

現状の成績を受け入れる。

結果として、母親も娘も今の成績を受け入れていないのです。

やはり、ここでも「今ここ」の感覚が大切です。

今を受け入れる。このことがスタートなのです。

将来の成績をどれだけ意識しても満足は得られないのです。

インナーチャイムYouTubeチャンネル登録はこちら

 

インナーチャイム代表

ストレスクリアⓇコーチ/林 康司

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です