敗者の苦しみ

数か月前こんなことがありました。

私は何をやってもうまく物事が進まない。

失敗の連続。

すべてうまく行かない私は悶々とした日々を過ごしていました。

それでも一向に好転しません。

その時私が思っていたこと。

それは、何をやっても上手く行かない敗者となった自分が惨めで苦しいと思っていたのです。

そして私は、「まだ自分は負けてない。負けを認めたら終わりだ」と思っていたのです。

 

「敗者は苦しみで満ちている」

そう思っていたのです。

そしてまだまだ負けは続きます。

そして、負けは負けを呼び、完全に負のスパイラルに陥っていました。

でもまだ負けを認めません。

それが2か月続きます。

ある日の深夜、私は自分の部屋で一人思ったことがあります。

それは、「自分、全部完全に負けているなあ」でした。

「そっか、自分は負けているんだ」

負けている自分が一瞬で腑に落ちたのです。

そしてその瞬間、今まで苦しかった気持ちはスッキリしたのです。

これは何が起こったのでしょうか?

最初、私は負けていることで苦しみを感じていると思っていたのです。

でも、負けている自分を受け入れた時、苦しみはなくなりました。

そうなんです。

負けていることは苦しみの原因ではなかったのです。

負けている自分を否定していたから苦しかったのです。

 

負けることが苦しいのではありません。

負けている自分を認めないから苦しいのです。

これが分かった瞬間、私の苦しみは終わりました。

 

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インナーチャイム代表

ストレスクリアⓇコーチ/林 康司

 

 

 

 

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