前回の続きです。
前回は、相手の話を最初からジャッジしないという話をしました。
今回もすぐに使える「傾聴」についてです。
今回の話は「相手の話を盗まない」です。
こんな例です。
妻:「ねえ、悩みがあるんだけど聞いてくれる?猫昨日から調子悪いみたいなの。」
私:「そうんだあ。実は僕も調子が悪いんだよ。病院に行ってこうかな!?」
妻:「猫の話してるんだけど」
私:「ごめん、ごめん、でも僕も調子が悪くて・・・」
妻:「もう、いいわ!」
こんな話があったとします。
いかがでしょうか?
妻は猫を話を私にするところから始まります。
そして私は、妻の「調子が悪い」というキーワードから、私の「調子の悪い」へすり替えたのです。
そうなんです。話を盗んでしまっているのです。
これで信頼関係を築くことができるでしょうか?
おそらく難しいでしょう。
全く妻の話を受け取っていないのです。
長い付き合いだとこんな会話を無意識していることもあると思います。
「猫の調子が悪い話」と「私の調子が悪い話」は全く別物です。
並列に話すことではありません。
しかし、私は妻の話を流して、私の話にすり替えています。
最初は妻が聞いてほしいわけですので、一度妻の話を受け取るところから会話を始める。
やはりここが大切なことになるわけです。
では、具体的などのようなコミュニケーションを取れば受け取ったことになのでしょうか?
それは次回書きたいと思います。
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インナーチャイム代表
ストレスクリアⓇコーチ/林 康司
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