前回の投稿で「聴く」と「聞く」の違いを書きました。
そして、信頼関係を構築する上で、「聴く」ことは欠かせません。
ではどのようにしたら良いのでしょうか?
相手の意見をジャッジをしない
まずとても大切なこと。それは、相手の意見をジャッジしないことです。
今回はこの「相手の意見をジャッジしない」について書いていきます。
例えば、私と妻でこんな話があったとします。
妻:「ねえ、悩んでいることあるんだけど。聞いてくれる?最近、猫の調子が良くないみたいなの。くしゃみや咳をしてて・・・。」
私:「大丈夫でしょ。すぐ良くなるよ。ほっとけば」
妻:「でも、辛そうに見えるんだけど・・・」
私:「大丈夫、大丈夫。ほっとけば良いって」
この会話はいかがでしょうか?
最初の時点では、妻はおそらく解決策を私に聞いているわけではないはずです。
ただ、妻の気持ちを受け取ってほしいのです。
妻:「ねえ、悩んでいることあるんだけど。聞いてくれる?最近、猫の調子が良くないみたいなの。くしゃみや咳をしてて・・・。」
私:「そうなんだあ。それで心配してるんだね。」
最初の会話と少し変化しませんか?
一回妻の言葉を受け取るだけで、少し聞いている感覚を感じると思います。
その後、妻の話をもう少し聴いて、どんな選択肢で悩んでいるのか?まで聴くとさらに状況は変わってきます。
初めから相手の意見をジャッジしない。
特に夫婦関係が長くなると、このような会話が起きやすくなるのではないでしょうか?
このことは、傾聴の第一歩です。
次回も引き続き、すぐに使える傾聴にポイントを書きたいと思います。
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インナーチャイム代表
ストレスクリアⓇコーチ/林 康司
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