正しさの罠にハマってしまうこと

前回の話で、「良かれと思った行為は、実は押しつけ行為かもしれません」という話をしました。

人は、自分の正しさを常に証明しようと思います。

もっと言うと自分の正しさを証明するために生きています。

しかし、ここで悩みや葛藤がおきます。

 

例を1つご紹介します。

上司が部下に、今までとは全く違うアプローチでとても斬新な企画を指示したとします。

そして部下はその無茶ぶりに出来ない理由を並べて、その指示がいかに無謀かを証明しようとします。

しかし、それは会社にとってプラスでしょうか?

創意工夫して、新たなイノベーションを起こす時、今までとは違う価値観ややり方を取り入れることも必要です。

無茶と思う部下。そしてイノベーションを起こそうと指示する上司。

この相反する2人には壁があるわけです。

お互いが自分の正しさを証明しようとします。

そして、悩み苦しむ。あなたもこんな経験があるかもしれません。

これは、自分の「正しさの領域」から出ることができず、心の抵抗が生まれているわけです。

 

戦争も同じでしょう。互いの国の正しさを証明するために、戦争する。戦争してまでも正しさを証明しようとするのです。

 

いかがでしょうか?

あなたの「正しさの領域」は?

思わぬ発見があるかもしれません。

 

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インナーチャイム代表

ストレスクリアⓇコーチ/林 康司

 

 

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